電子機械速記
CAVERとは
CAVERとは、2003年に速記研究者の兼子次生氏を中心に、小谷征勝氏、加古修一氏、鈴木努氏によって考案された入力方式です。[Computer Aided Verbatim Realtime Transcribing System]の略称で、意味は「コンピューターの支援による逐語的リアルタイム文字起こしシステム」です。
当初から聴覚障害者等に対するコミュニケーション支援を行うことを主な目的として開発が進められました。
左右対象キー配列で、それぞれ片手だけで五十音が入力でき、また両手で二字熟語のワンストローク入力が可能です。
兼子氏いわく、日本語においてよく使われる音や濁音・拗音等が打ちやすくなるように合理的なキー配列を設計して、効率よく入力できるよう工夫されているとのことです。また、速記120年(2003年当時)を超える歴史を持つ、日本語速記理論を踏まえ、漢字音の特徴を生かした打ち方や、やまと言葉や常用語、動詞等の変化する語尾の体系的な略法をシステムの中におさめましたとのことです。
弊社はCAVERがリアルタイム入力に限りなく近づける入力方式であると確信し、現在速記キーボードへの応用を研究中です。機材の汎用性を考え、MIDIピアノキーボードによる入力も検証中です。
電子機械速記
CAVER
弊社では『CAVER』という、日本最高峰の速記研究者と速記者が考案した機械速記用の入力方式を、日本で唯一導入しております。
キー配列を一から覚える必要がありますが、修得すると相当速く入力することが可能になります。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。